■丸一商事の産休・育児休業の考えにつきまして
先ず、弊社では過去2人だけ、産休・育休を受け入れています。
1人は現在も勤めており、子供は中学生になりました。
もう1人は2024年4月に復帰予定でしたが、
先日復帰辞退がありました。
復帰を想定して対応してきた約2年、
事情があるとはいえ、これは弊社にとっては非常に大きな衝撃でした。
今後は育休について、
余計に慎重に考えていかねばならない事態になるのは仕方のないことと思います。
弊社の仕事は一人前になるまで平均3年かかります。
それ未満で、辞めてしまう・育休に入るというのはとても厳しいです。
大手の会社のように他の部署から人をまわす、派遣をすぐに手配する、
これは人手不足の世の中という事もありますが、
小さい会社では非常に難しいことです。
(実際、今回の育休では、派遣も手配出来なかった)
なのですべて周りのスタッフが仕事を増やしフォローに入る事になります。
実際、留守を守るスタッフへのかなりの負担となりました。
これらの苦労もスタッフの「職場復帰」を支えるためのものです。
その後、元気よく復帰して、更にその後長く勤めてくれるならば、
そういう苦労も無駄ではないと思います。
育休は「職場復帰」が前提の対象者を、会社が1年半~2年近く
本人への助成金などの手続きや更新などをし続け、
復帰に向けて準備していく制度です。
しかしながら、
本人が職場復帰をするつもりがないとしたら、
何故2年近く前の会社が面倒な手続きをしていかなくてはいけないのか?
その辺は逆に問いたいです。
人事部もつくれないような小企業は本当に大変です。
復帰するかしないかは個人の自由で勝手じゃないか!
という一方的な意見も非常に勝手な考えだと思います。
あまりにも現状を知らなすぎると思います。
たぶん、自分の奥さん目線でモノを言っているのかと思いますが、
会社や現場では実際に女性を支えた事が無い人の意見だと思います。
復帰しないつもりなら
国の「育休の制度」を気軽に受けてはいけないのではないでしょうか?
(虚偽であり、不正受給なのに罰則無し、、、)
育休について会社は「職場復帰」を支えるものであって
育休を支えるという個人的な人生に会社が関与をするものではないと思います。
結論:働く事よりも権利ばかりを主張する人に、会社としては協力は出来ません。
弊社は「弊社で頑張って働いている」今いるスタッフの為に、
男女関係なく出来るだけ働きやすい環境づくりをこれからも心掛け
努力をし続けたいと思います。
========================
(実際に求職者を装った人物から
「復帰するしないは本人の勝手じゃないか、いろいろと偉そうに!
女性差別で労働基準局へ通報するぞ!」と脅しの電話がありましたが、
・・・怖かったです。
正義のつもりなのか、または関係者なのか、、、とにかくこれは脅迫です。)